阿蘇の魅力を再発見!

孤風院(こふういん)

筆者撮影

建築家「木島安史」(故人)先生が解体の運命にあった今の熊大工学部の講堂(1908年建築)を自費で買い取って、阿蘇に移築した貴重な木造建築です。

木島さんがお亡くなりになった後も「孤風院の会」が建物を守っています。

「建築はほんらい、人を守るためにつくられる。しかし、この場合は人が建築を守らなければならない。建物も変わらざるをえないし、人もまた変わった生き方をすることになった」。

木島安史の言葉より

木島先生は球磨郡の球泉洞など様々な建築を残されています。

私が子どもの頃、市ノ川駅から汽車に乗って大学に通う先生に毎朝挨拶をしていたのが懐かしい思い出です。

私有地ですので、許可なく立ち入りは禁止されています。