阿蘇の魅力を再発見!

枳区の馬頭観音様(ばとうかんのんさま)

お顔が三つあります。(筆者撮影)

観音様という名前だけど、怒っている菩薩さんらしいです。

密教では「馬頭明王」ともいう。「明王」は不動明王とかと同じ種類ですね。

民間信仰では馬の守護仏として祀られています。

そこから転じて、馬のみならずあらゆる畜生類(いきもの)を救う観音ともされています。

阿蘇では農耕馬や牛の供養神様の意味があり、放牧の前の安全祈願も行われていたそうです。

場所は入会地である枳原野内ですので、一般の方の立ち入りはできません。