阿蘇の魅力を再発見!

枳区の地域資源

このページでは、阿蘇西小学校の子どもたちが地域体験活動で使用する資料を公開しています。

地域資源とは?

地域資源とは、自分たちの住む地域にある自然だけでなく人や物などいろいろなことをさしています。


例えば・・・
人:しめなわ作りの名人、歴史博士etc…
もの:神社やお寺、お店やさん、自然の風景、特産品など
形がないもの:本にのっていない昔話、昔から受け継がれている踊り

このように、形があるものもないものも、さまざまな事がらをまとめて「地域資源」と呼ぶことができます。

枳村について

今の枳区は、少し前までは枳村という行政区でした。その村の特色は以下のようなものがあげられます。

  • 近世末頃まで狩尾村に属し、その後永草村に入り、町村制施行で永水村役場を置いた。
  • 県道が枳村を経て宮地まで開通してから発展した。
  • 地区の東南には阿蘇下野の狩りの鬢掻馬場や阿蘇神社にゆかりのある吉松宮もある。
  • 米塚の下の方には溶岩洞穴(風穴)が数十か所あり、地質学的価値がある。
  • 地下水流が湧き出してできた市ノ川堤などもある。
  • 阿蘇山山伏の英彦山への通路にあたる枳村には青面金剛の石碑2つがある。
  • 天神さんもあり、昭和59年当時42戸の氏子が守っている。
  • 現在は永草の小字に枳の名前が残っている。

宮山遺跡がそばにある

阿蘇西小学校にある遺跡の説明パネル(筆者撮影)

阿蘇西小学校を新築する際に、石棺が出土しました。

発掘調査により住居跡が検出された地点の東側から組合せ式の箱式石棺が出土したそうです。

新しい体育館を作るときにも発掘調査をし、26軒の家の跡が見つかったという調査報告がなされています。

阿蘇西小学校の合併の歴史

(筆者作成)

今の阿蘇西小学校は、的石小学校、赤水小学校、永草小学校がルーツです。

熊本地震の際には阿蘇西小学校は避難所になり、尾ヶ石東部小学校が活用されました。